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東武鉄道で昭和6〜14年まで活躍した日本車輌製造（株）製のA3形蒸気機関車（58号機）は、昭和6年に東武鉄道に合併した宇都宮石材軌道が大正10年に日本車輌製造（株）から購入したC1形タンク式蒸気機関車です。なお、日本車輌製造（株）が製造した現存する最古の蒸気機関車になります。
（2002年11月 おもちゃのまち駅東口にて）
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屋根が無い静態保存のため所々に錆が出ています。昭和14年に東武鉄道から鹿島参宮鉄道（現在の鹿島鉄道と関東鉄道・竜ヶ崎線）に譲渡された為に社章は東武鉄道のものではなく、機関車の番号も58号から５号に変更されています。なお、右下の写真は日本車輌製造株式会社のメーカーズプレートです。
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車体の後ろには静態保存に協力したトミー（左）と日本車輌（右）のプレートが取り付けられています。
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58号機の運転台です。車体に錆が見られるのに対して運転台の内部は状態が良さそうに見えました。
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