さよなら1003F



秩父鉄道で現役最後の1000系となった1003Fが2014年3月23日に引退するに当たり記念ヘッドマークの掲示やツアーが開催されました。このページにはそれらを撮影した写真を載せています。なお、ツアーには参加していないのでそれに関する写真はありません。あしからず。



2014年3月8、9日、15~20日(当初は16日まで)に「さよなら1003号引退記念運転」が行われました。以下は、これを撮影した写真を載せています。
咲き始めの梅の脇を走る抜ける1003F

咲き始めた梅の花の脇を走り抜ける1003Fです。まだ茶系の色ばかりの風景の中で僅かに白く見える程度ですが、一緒に写すことが出来て良かったです。これで順光ならばなあ・・・。

(2014年3月15日 樋口~野上にて 列車番号1523)
荒川橋梁を渡る1003F

ダイヤより遅れてやって来て川の水をオレンジ色に染めながら荒川橋梁を渡る1003Fです。タイミング良くライン下りの船がやって来たのはラッキーでした。

ちなみにここでの撮影は初めてです。最後の1000系をここで撮ることが出来て嬉しい限り。

(2014年3月15日 上長瀞~親鼻にて 列車番号1534)
熊谷駅で発車を待つ1003F&記念ヘッドマーク

熊谷駅で発車時間を待つ1003Fです。ここでやっとヘッドマークのアップ写真が撮れました。なお、このヘッドマークの提示は18日午前中まででした。

(2014年3月15日 熊谷にて 列車番号118)
ホームと1003Fの車内の様子

ホームも車内も鉄道ファンで賑わっていました。

(2014年3月15日 熊谷にて 列車番号118)
まだつぼみの桜並木の脇を行く1003F

梅と違ってまだ咲かない桜並木の脇を走り抜ける1003Fです。残念な事に桜が開花する頃には1000系が走る姿は見ることが出来ません。

(2014年3月15日 武州荒木~東行田にて 列車番号113)

最後に乗車した1003F

秩父鉄道で行われた東武鉄道の60000系の甲種輸送を撮影した後にひろせ野鳥の森から熊谷まで1003Fに乗車。これが私の最後の乗車となりました。

(2014年3月19日 ひろせ野鳥の森にて 列車番号1528)
1003F特別記念乗車証

1003Fに乗車した時に熊谷駅か三峰口駅の窓口で乗車券を見せて申告すると貰うことが出来た特別記念乗車証(写真は熊谷駅のもの)です。

(2014年3月19日 熊谷駅にて)


2014年3月21~23日に「さよなら1003F貸し切り&撮影会ツアー」が行われました。以下は、最終日の3月23日に撮影した写真を載せています。

●工程●
〔1〕熊谷 9:24→(貸し切り列車)→秩父 10:33
〔2〕秩父駅構内にて撮影会 11:10頃~11:50頃
〔3〕秩父 12:25→(貸し切り列車)→大麻生 13:27→(徒歩移動)→広瀬川原車両基地
〔4〕広瀬川原車両基地にて撮影会 14:00頃~14:30頃
〔5〕広瀬川原車両基地→(徒歩移動)→ひろせ野鳥の森
〔6〕ひろせ野鳥の森 15:03→(貸し切り列車) →熊谷 15:10
往路の1003F臨時列車

「さよなら1003F貸し切り&撮影会ツアー」のツアー参加者を乗せて秩父への最後の走りを見せる1003Fです。

(2014年3月23日 樋口~野上にて)
復路の1003F臨時列車

午後の上り列車を順光で撮れる場所と言うことで定番の波久礼駅付近で待っていたら1003Fが来る直前に曇ってしまいご覧の結果に・・・。最後にこれは無いよ(涙)。

(2014年3月23日 波久礼にて)
波久礼駅に到着する1003F

梅の花咲く波久礼駅に1003Fが入線。ここで下り列車の交換待ちでしばし停車しました。

(2014年3月23日 波久礼にて)
広瀬川原車両基地での撮影会の様子(その1)

臨時列車の後続列車に乗って広瀬川原車両基地へ。写真はここで行われた車両撮影会の様子を撮影したものです。線路脇の土手にはツアー参加者と同じ位(それ以上かも)の人達が居ました。

(2014年3月23日 広瀬側車両基地にて)
車両撮影会に並べられた車両

車両撮影会に並べられた車両です。手前から1003F、C58363,デキ107でした。

(2014年3月23日 広瀬側車両基地にて)
下り方(1003側)に付けられたヘッドマーク

下り方(1003側)に付けられたヘッドマークです。

(2014年3月23日 広瀬側車両基地にて)
「東行田」を表示する1003F

「東行田」を表示する1003F

(2014年3月23日 広瀬側車両基地にて)
上り方から撮影した1003F

撮影で賑わう下り方とは対照的に静かな上り方です。ひろせ野鳥の森駅からここへ向かう時には付いていなかったヘッドマークが付いておりビックリしました。

(2014年3月23日 広瀬側車両基地にて)
 上り方(1203側)に付けられたヘッドマーク

上り方(1203側)に付けられたヘッドマーク

(2014年3月23日 広瀬側車両基地にて)
広瀬川原車両基地での撮影会の様子(その2)

下り方(大麻生方面)を撮影した広瀬川原車両基地での撮影会の様子です。

(2014年3月23日 広瀬側車両基地にて)
留置中の1010F

車両基地の端には大雪による積雪ためにイベントが中止され熊谷駅でさよならヘッドマークの掲示だけで静かに引退した1010Fが留置されていました。

(2014年3月23日 広瀬側車両基地にて)
車両撮影会終了後

撮影会が終わり車両の前から人が居なくなった僅かな時間を狙って踏切から撮影したものです。等倍すると陽炎の為に車体が揺らいで写っています。

(2014年3月23日 広瀬側車両基地にて)
ひろせ野鳥の森駅を発車した1003F

15時03分、ひろせ野鳥の森駅からツアー参加者を乗せて1003Fが熊谷へ向けて走り始めました。

(2014年3月23日 石原~ひろせ野鳥の森にて)
 熊谷へ向けて走り去る1003F

雲一つ無い青空の下、沿線の鉄道ファンに見送られながら1003Fが走り去っていきます。

(2014年3月23日 石原~ひろせ野鳥の森にて)
最後の走りを終えた1003F(その1)

乗客を乗せての運転が終わり熊谷駅で留置中の1003Fです。

(2014年3月23日 熊谷にて)
最後の走りを終えた1003F(その2)

夕日を浴びる1003Fです。16時30分頃にやっと下り方正面に被っていたビームの影が抜けたので撮影したものです。

(2014年3月23日 熊谷にて)
熊谷駅で留置中の1003F

上の写真を撮影後、帰途へ就くことに。線路脇にはまだまだ同業者が撮影を行っていました。なお、1003Fは3月24日に広瀬川原車両基地へ回送されたようです。

(2014年3月23日 熊谷にて)