しし座流星群

ここにある写真は、2001年11月18日の深夜から11月19日の未明にかけて出現したしし座流星群を自宅（埼玉県）で撮影したものです。今回の流星群は日本で大流星群となると予想され話題になり、当日は予想通りピーク時には観測条件の良いところでは１時間に3000個以上もの流星が出現しました。
	観測を始めて約１時間位経った頃にsuikaさんが撮影された流星です。この流星は下の写真を見ての通り流星痕が残りました。 注：上にある３本の直線状のものは高圧電線です。
	上記の流星の場所にぼんやりと白い煙が残っています。これが、流星痕です。この正体が何なのかは未だに解明されていません。なお、しし座流星群は痕を残す流星が多いことで有名です。 suikaさん撮影
最初のピークと予想された2時20分頃に撮影したものです。この頃には明るい流星が数多く確認できました。だいたい１分間に10個程度でしょうか。 〔2001年11月19日　35ミリ　F4　富士フィルムスペリア1600　露光約２分（2時22分〜2時24分）〕
TOPページにも飾った今回、撮影できた流星の中で一番明るいものです。露光中のカメラが向いていた方向で光ったので、「撮れたかな？」と思っていたのですが、見事に記録されていました＼(^O^)／ 注：右上に薄く見える黒い線は高圧電線です。 〔2001年11月19日　35ミリ　F4　富士フィルムスペリア1600　露光約３分（3時04分〜3時07分）〕
	デジタルカメラで撮影したものです。200枚以上撮影したのですがいつ出現するか分からない流星に対して最大16秒の露光しか出来なかったためにこれしか捉えられませんでした。 〔2001年11月19日　ISO200 F2.6 露光16秒（3時08分）〕
２度目のピークと予想された3時20分過ぎに撮影したものです。３〜４個の流星が写っているのが確認できますが、これらの流星は私の居た場所では街灯などで明るかった為に残念ながら肉眼では気が付かなかったものです。それでも1枚の写真にこれだけの流星が写っていたので嬉しいです。 〔2001年11月19日　35ミリ　F4　富士フィルムスペリア1600　露光約３分（3時28分〜3時31分）〕