2000年7月16日の20時57分から7月17日の0時54分まで月食がありました。ここにある写真はその時撮影したものです。なお、この月食は皆既の時間が1時間47分(22時02分から23時49分)あり、皆既時間としては最大級のものであった為にマスコミなどで話題となりました。 |
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●データ● (1)撮影場所・時間:埼玉県杉戸町で21時45分ごろから0時54分頃まで撮影。 (2)カメラ・レンズ:キャノン AE-1+P ズームレンズ70-200o (3)フィルム:フジカラーISO400 各写真の月の大きさの違いはズームの焦点を変えているためです。又、撮影時間は大まかなものです。 |
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21:50頃 既に80%以上欠けています。 |
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22:02頃 いよいよ皆既月食の始まりです。 |
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23:40頃 皆既中です。 皆既月食は皆既日食とは違い暗くなる訳ではなく大気中に漂う粒子で赤くなります。(粒子が多い程赤くなります) |
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23:49頃 皆既が終わりました。 |
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0:00頃 皆既は終わりましたが、まだ、83%欠けています。 |
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0:30頃 欠けが37%まで減少しました。 |
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0:54頃 月食が終了しました。 |
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●感想● 皆既月食は何度も見ているので、私にとっては珍しくは無いのですが、今回の月食は皆既時間が長いために、皆既中も徐々に暗く(赤く)なって行く様子が観測出来、とても印象深いものとなりました。 |
ここからの写真は、一緒に撮影をした友人のsuikaさんが撮影されたものです。私と違い天体望遠鏡(ファミスコ:分かる人いるかな?)を使っていますので月も大きく写っています。さすが、天体望遠鏡。ということで、私の画像ではここにお出でくださった方に申し訳ないので、サイトに載せる許可を頂きました。suikaさんどうもありがとうございます。 |
●suikaさんのコメント(オリジナルの文章を加筆しています)● ファミスコ60S(D60mm、f400mm)を35mm一眼レフカメラに取り付け、直焦点撮影しましたが、撮影時刻及び露出時間は記録していません。しかし、露出時間は月が流れていないことから考えて5秒くらいではないでしょうか。撮影中は、ピント合わせが大変でした。 余談ですが、この望遠鏡(ファミスコ)で以前、部分日蝕を投影法で見ようと思ったら、プラスチック製のアイピースから煙が出て、あわてました。今となっては笑い話のネタですね(^^; |
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皆既始め |
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皆既中 |